遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

家を新築するにあたっての両親の遺品整理

新年を迎えましたが、皆様はこの1年を振り返るとどんな年だったでしょうか。
昨年夏には新型コロナ感染者数が増加して、生活が一変した方もいらっしゃるのではと思います。
我々リメンバーズのスタッフも万全にコロナ対策をし、仕事に向かう毎日でした。
今年は、オミクロン株のコロナ患者が急激な増加傾向にありますが、スタッフ一同、早く穏やかな日々が訪れることを願っております。

年末の仕事で、両親を早くに亡くされ大阪市旭区で一人暮らしをされている娘様からのご依頼をいただきました。
「来年、今住んでいる家を取り壊して新築し、妹家族と一緒に住む予定なのですが、それまでに両親の遺品整理をしようと思い、お見積りに来ていただけますでしょうか。」という内容でした。

お話しを伺うと、ご依頼主のお姉様は両親が亡くなられたあと、独身でご実家に1人で住まわれていました。妹様はご結婚されており、お子様含め家族で近くの賃貸マンションに住まわれていたのですが、ご実家が老朽化してきたので、建て替えるか引き払うかを相談しあい、今回新しく建て替えて一緒に住むことになったそうです。

ご両親を亡くされてからかなりの年月が経っていましたが、お姉様は今まで遺品整理しなくても1人で住むには支障がない上に、なかなか両親の遺品を片付けるという気持ちの整理もつかなかったようで、今回家を建て替えるにあたってようやく遺品整理をしようと思われたようです。

ご両親が使われていたお部屋は、お荷物もほぼそのままで置いてありましたが、お部屋自体は綺麗に整理されていました。ご両親が健在だった頃の大切な思い出や、光景が遺品にはあります。
ご両親が使われていた遺品を処分できないのは、それらを処分することに罪悪感を抱き「当時の思い出がよみがえる」からだとも我々は思います。しかし、全てのものを処分せずにいるのは不可能であることも事実です。
まだ遺品整理を少しためらわれているお姉様には、ご両親が大切にしてきたものや、思い出の品は姉妹で形見分けし、残りの品々はなるべくリユース、リサイクルできるようにすれば、大切に片付けたことになり、どこかで再利用してもらっているという考えをもてば、ご両親も喜ばれていますよとお話ししご納得いただきました。

作業日には、お姉様と妹様お立ち会いのもと作業させていただきましたが、お姉様は少し涙を浮かべられながらも我々の作業を見守って下さっていました。
形見分けの品と、リユース、リサイクル、処分しなければならない物にわけて荷物を搬出、清掃し、作業は完了しました。

お姉様からは、「今までなかなか整理できずにいましたが、リメンバーズさんが親身になって話を聞いて下さり、アドバイスをいただいたお陰で気持ちの整理もつき、今回スッキリとした思いで遺品整理ができました。本当に有難うございました。」と言って下さいました。

ご遺族様にとって遺品整理には特別な思いがあります。リメンバーズでは、遺族様に寄り添い故人様の遺品を大切に片付けさせていただきます。

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