遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

甥御様のご結婚がきっかけの遺品整理

「立春の日に卵が立つ」という話をお聞きになったことはありますか? この話、本当は立春でなくても卵は立つそうです。暦の上では立春を過ぎ、季節が一歩ずつ進んでいます。

今回のご依頼主様は50代の女性で、現場は築50年の4LDKの一戸建でした。ご依頼主様がご両親とお兄様の家族4人で、長く暮らされた思い出の詰まった場所です。お父様は10年前に他界されていて、その後お母様がお一人でお住まいになっていて、ご依頼主様がお世話に通っておられました。

お母様が3年前に亡くなってから現在まで、住む人もなく空き家となっていましたが、建物自体も老朽化しており、ご依頼主様も「何とかしなくては」と気にかかっておられたそうです。

今回、お兄様のご長男、ご依頼主様から見ると甥御様がご結婚されることになり、その新居としてご実家を建て替えることになったので、家の中を整理して欲しいというご依頼でした。

解体することが決まっている建物でしたが、亡くなられたご両親への敬意を忘れず、丁寧に家具や衣類などを運び出しました。4LDKの一戸建てということで、それなりの準備をしてお伺いしましたが、家の中にはお母様のベッドやタンスの他、大量の台所用品などが残されていました。さらにお父様の遺品も、ほとんど手つかずで残されていました。

作業を進めていると、ご依頼主様が子ども時代に残された落書きやシールの跡が見つかったり、ご家族の思い出のアルバムや古い貯金通帳なども出てきたり…とても懐かしんでおられました。

今回の作業を通じて、改めて、遺品整理はものを片付けるだけではなく、プロとしてご家族の歴史に触れさせていただくことの大切さを感じた一日となりました。

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