遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

夫婦二人暮らしになったのを機会に生前整理を

先日、「子供たちがそれぞれ独立して夫婦二人になったので、生前整理でもしようかと思いご相談したいのですが…」とお電話をくださったのは、まだ60代半ばのご夫婦でした。

子供たちが全員結婚して夫婦二人になり、まだ生前整理をする年齢でないと思われていたようですが、何年か前にご両親の遺品整理に大変苦労されたのと、去年ご主人が定年されたのを機会に、自分たちはできるだけ子供たちに迷惑をかけないようにと思われてのご相談でした。

近年はコロナ禍で自宅にいる時間も長くなり、断捨離をしてミニマリストな生活をする方が増えてきました。それに伴い、年配の方々も生前整理を考えるようになり、このようなご相談も増えています。

ご夫婦は2階建ての4LDKの一軒家にお住まいでした。
拝見しますと、昔ながらのたたずまいのお家で、クローゼットが少なく衣類は5棹あるタンスに入っていました。お子様が家をでられた時に置いていかれた衣類や靴などもあり、ご夫婦以外のお荷物の片付けも一緒にお見積りに入れさせていただきました。
ご夫婦には3人のお子様がいらっしゃったので、持っていかれなかった衣類関係が非常に多く、整理後、空になったタンスで必要のないものは一緒に処分してほしいというご要望でした。
次に保管してあるもので多かったのが、旅行好きだったご家族のお写真でした。これらは作業日までに残しておきたいものは抜き取り、それ以外は処分されるということになりました。
食器類も、普段使いとお子様ご家族が帰省の時に使われるもの以外は、最小限にされたいということでした。それらを一通り拝見しお見積りに納得していただけました。

作業日には、まず要らない靴から取り掛かり新品以外は全て処分となり、シューズボックスの外にあふれでていた靴は全て収納できました。
その後、衣類の分別にとりかかりました。子供たちがおいていった衣類は全て処分されたいというご意向でしたので、リユースできるものと処分品にわけました。
ご夫婦の衣類についても、必要のないものはリユース品と処分品とにわけさせていただきました。
次に食器類もリユース品と処分品にわけ、最後に空になったタンス二棹を搬出したのち清掃をして作業完了となりました。

あまり生前整理と深く考えず、物が減ると部屋にスペースが生まれるため、それだけでも気持ちもスッキリします。そのように、生前整理には部屋がシンプルになることで、気持ちが落ち着くというメリットもあるのです。

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