腰痛発症をきっかけとした遺品整理

スーパーに出かけると新玉ねぎや春キャベツなど、春を感じさせる食材が並ぶようになりました。なかでもイチゴの甘い香りは、ウキウキと幸せな気分にしてくれますね。

今回は、大阪市鶴見区にお住まいの70代の女性からのご依頼でした。8年前にご主人様を亡くされ、築30年余りの住宅で一人暮らしをしてこられたそうです。２階建ての大きなお宅でしたので、ご主人様の遺品の片付けをしなくても困ることはなかったそうです。
しかし「いつまでもこのままではいけない」と、少しずつご自分で片付けを始められました。ところが６ヵ月ほど前に、重い衣装ケースを持ち上げた拍子に、腰を痛めてしまったそうです。
しばらくの間は遠くに住む娘様たちが交替で、お世話をしておられたようです。少し良くなってからは、ご近所の方々が買い物をしたり、いろいろ助けてくださっています。さいわい、日常生活には不自由しないほどに回復され、現在もお一人で生活されています。
ご近所の方に「こんな身体になってしまって、お父さんのものも整理できないわ」と話されたところ、その方が「遺品整理のプロにお願いしたら」と勧めてくださいました。この方の妹様が以前リメンバーズをご利用されたことがあるからと、連絡先をわざわざ調べてくださったそうです。
2階のタンスに入っていたご主人様の衣類は処分し、今後のことを考えて奥様の衣類はタンスごと1階に下ろさせていただきました。また1階のご主人様のものが入った戸棚は、中身も合わせて処分させていただきました。
奥様の寝室や居間は１階にありましたので、これで2階に上がらずに暮らせるようになりました。高齢になるにつれ、階段の上り下りもつらくなりますし、お部屋が広くなることで転倒などの危険も減らすことができます。
今回のように、いざという時に片付けが難しくなっていた、というご相談も増えています。ご自分でできるうちは少しずつ、難しくなったら私たちリメンバーズにご依頼ください。丁寧なお片付けで、故人様の思い出を残しつつ、不要なものは処分いたします。