遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

お一人暮らしの弟様の遺品整理

ようやく、まん延防止も解除されましたが「年度替わりの時期なので感染の再拡大リスクが高いため、段階的に解除していくのが重要だ」と、3月22日から4月24日までを「年度替わりの集中警戒期間」として制限を設ける自治体もあるようです。

今回のご依頼はお一人暮らしのお部屋の遺品整理でした。ご家族を亡くされることは、どんな方でも、どんな場合でもつらく苦しいものですが、今回の故人様はまだお若い男性で、私たちも胸がつぶれる思いで、片付けを進めさせていただきました。

故人様はワンルームマンションでお一人暮らしをされていました。バイクが大好きで、休日はツーリングを楽しんでおられたそうです。いつも交通安全には特に気を付けておられたのですが、お仕事帰りに信号無視の自動車にはねられてしまったのです。

ご子息様の突然の死にご両親はすっかり気落ちされ、特にお母様は寝込んでしまわれました。しかしマンションの部屋をそのままにしておくことはできないと、故人様のお姉様がご連絡くださいました。ご両親に代わって、葬儀の手配や手続きなどもされたお姉様は、ネットでいろいろ調べるうちに遺品整理のプロがいることをお知りになり、遺族の気持ちに寄り添ってくれそうだと、リメンバーズをお選びくださいました。

お姉様は遠方にお住まいなので、作業に立ち会えるのは半日だけという条件でした。若い男性のお一人暮らしなので荷物は少なかったのですが、故人様が大事にされていたバイクの模型や、写真類、本などは箱にまとめてご実家に保管することになりました。「両親は全部処分して欲しいと言ってましたが、弟のものがすべてなくなるのは寂しい。年月が経ったら両親にも見て欲しい」というお姉様のお気持ちに沿わせていただきました。

愛用のバイクは専門業者に買い取りを依頼し、ベッドや家電などリサイクルするものを運び出し、お掃除をして終了となりました。お姉様のご協力で保管するものと処分するものの仕分けもスムーズにできました。未来のあった故人様とご遺族のお気持ちに寄り添うことの大切さを再認識できた現場でした。

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