遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

60歳を過ぎてからの夫婦のリフォームのために

まん延防止等重点措置が解除され、レジャーや旅行を計画される方も多いようです。しかし一方でオミクロン感染などが広がっていますので、これまで以上に清潔な暮らし方を徹底していきたいものです。あと少しの我慢で、以前の生活に近い日常が戻ってくることを願います。
今回は、閑静な住宅街の一角にある2階建ての一戸建住宅にお住まいのご夫婦様からのご依頼でした。子供たちも巣立たれ、夫婦2人のこれからの老後を考えて、バリアフリーのリフォームをされることになったそうです。ひろびろとしたリビングの一角に和室と寝室を作られ、2階には大きなウォークインクローゼットを作られ、荷物を全部2階にあげて、ほとんどを1階で過ごせるようにされるそうです。リフォームの前に、いったん仮住まいに荷物を移動させますが、その前に生前整理を、とのご依頼でした。
ウォークインクローゼットを作られるので、タンス類はほぼ処分したいということで、大きな家具としては、タンス、マルチ収納タンス、リビングボードなどを運び出しました。また、タンスの中の衣類も事前に仕分けしてもらい、処分するものを確認しました。お二人とも社交ダンスを愛好されていて、大会用のドレスなどかなりご所有でしたので、こちらからご提案して、買い取りできるものは買い取らせていただきました。思いがけずお小遣いになり、かさばるドレスがなくなり、それだけでもかなり荷物を減らすことができたと喜んでいただけました。
キッチンツールも、使っていないものは処分し、とにかく、身軽になりたいというご夫婦のご要望に応えられるように、キッチンは特に奥様の指示を仰ぎながら片付けを進めました。すっかり片付き、広々とした室内の状態を見て、ご夫婦とも納得していただけました。
リメンバーズでは、お家が片付かなくてお悩みの方もお気軽にご利用いただいています。
これから年齢を重ねていかれるご夫婦の新生活のお役に立てることができて、嬉しく思います。

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