多くの未使用贈答品
外へ出るとカラフルな花々が咲き誇っています。暖かい日差しを通り越して、少し汗ばむような日も増えてきました。
今回は、築60年以上の瓦屋根の一軒家で、一人暮らしをされていたお父様の遺品整理のご依頼を、娘様からいただきました。
大きなお宅でしたので、事前に下見に行かせていただきました。
ご依頼主様のご実家は、本家にあたるため親戚付き合いも多かったようで、贈答用のシルク毛布やタオルケット、バスタオルセットなどが、箱に入ったままでたくさん押し入れに眠っていました。
台所の戸棚には未使用の食器セットがいくつもあり、洋室のキャビネットには洋酒やクリスタル製品がきれいに並んでいました。
ほとんどは処分して欲しいとのご依頼でしたが「リサイクルできるものがあります」とお伝えすると、快く了承してくださり「今どきのSDGsにも貢献できますね」と笑顔でおっしゃられました。
当日までに貴重品は娘様に整理していただいておりましたので、当日はスタッフがリサイクル品の分別、運び出し、積み込み、不用品の整理までをさせていただきました。
家具の多くは目立った傷や痛みもなく、とても良い状態でしたので、こちらもリサイクルにまわさせていただきました。
リメンバーズではリサイクル・リユースにも力を入れています。
遺品整理のときも何でもまとめて処分ではなく、リサイクルできるものは徹底して分別しています。こうすることにより、ご依頼主様の費用負担を少しでも軽減できますし、思い出も大切にできると考えています。
また再利用可能なものは積極的にお引き取りすることで、地球環境を守ることにつながると信じています。