高齢男性のアパートの整理

最近、大きな地震が多いですね。しかも同じような場所でたびたび起こるので、ちょっと心配になります。いつ起きるかわからない自然災害ですが、できる範囲で対策を立てておきたいものですね。

先日は、お一人暮らしの高齢男性が亡くなられたアパートへ遺品整理に伺いました。下町にある古いアパートの自室で、お一人で亡くなっていたそうです。
娘様から「父が亡くなったので部屋を片付けて欲しい。できるだけ早く作業をしてもらいたい」とご連絡をいただきました。
娘様は車で15分ほどのところにお住まいで、しばしばお父様のご様子を見に来られていたのでご遺体の発見が早くて、特殊清掃の必要はありませんでした。
ご依頼主様からは家財道具はすべて処分して欲しいとご要望いただいていました。男性のお一人暮らしで、お部屋の中の荷物の量は多くなかったのですが、アパートの前の道が車一台ようやく通れる幅でトラックが停められず、少し離れた駐車場まで台車で何度か往復して搬出させていただきました。全ての搬出作業を終え、いつもよりさらに丁寧に室内の清掃をして、娘様にご確認をいただき作業終了となりました。
タイミングを合わせて見に来られた大家さまからも「きれいにしていただいて助かります」とお言葉をいただきました。
日本では高齢者の孤独死が増加しており、ご遺体発見が遅れて特殊清掃が必要となる場合も増えています。賃貸物件の契約を解除するときは、原状回復が基本となります。それは孤独死や事件性のある死亡の場合も同じで、特殊清掃が必要な場合もあります。
今回は、特殊清掃は行いませんでしたが、リメンバーズでは特殊清掃などにも対応できるスタッフが揃っていますので、ご安心してご相談ください。