遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

昨今のゴミ屋敷と孤独死の実情について

リメンバーズにご依頼いただくゴミ屋敷片付けの案件の多くは、高齢者の独居生活者の方です。
周囲との関わりが減った昨今では、若い方の間でもゴミ屋敷になるケースも多々ありますが、特に高齢化にともなって年々高齢者の独居生活者の方がゴミ屋敷となるケースが増加傾向にあります。

そもそもゴミ屋敷とは、居住者により異常なまでのゴミがある屋敷のことで、その原因は歳を取るにつれ若い時と違って体が思うように動かすことができないことや、認知症を患わっている、またはご病気などで気力や体力を失い、ゴミを分別して出せなくなってしまうセルフ・ネグレクト(自己放任)など理由はさまざまですが、高齢化社会が進む中でこのゴミ屋敷問題は年々深刻化してきています。

ゴミ屋敷化した家屋に居住することは、不衛生な環境での生活による健康状態の悪化のほか、ゴミの倒壊によるケガのリスクを抱えることにもなります。
また、ゴミ屋敷問題は居住者だけでなく、悪臭、害虫の発生などに加え、腐敗物による自然発火が原因の火災や放火の危険性も増え、さらに不法投棄のゴミ捨て場になるといったケースも少なくありません。そのようなことから、近隣住民ともトラブルにもなりがちですので、早期解決が望ましいです。ゴミ屋敷の住人は、食事はコンビニやスーパーの総菜などで済ます方が多いので、特に弁当の空箱やペットボトル、空き缶、コンビニの袋などのゴミがたくさんあります。

誰にも看取られずに一人で亡くなっていく孤独死も年々増えており、孤独死の現場の多くは、ゴミだらけの中で亡くなっているケースが実に多いのです。亡くなって数週間経ってから発見されることも少なくないので、孤独死を発見するのは親族ではなく、臭いや害虫の発生によって異常を感じた近所の方が気付くことが多いのも現状です。足の踏み場がないほどのゴミと臭い、害虫が発生する中で亡くなられているのを目の当たりにすると、もっと早くに気付いて片付けていれば亡くならずに済んだのではないかと思う現場もありました。

ゴミ屋敷の依頼は大変な事も多いですが、部屋がきれいに片付けられることで、新たな気持ちでやる気を取り戻し、居住者が健全な生活ができるようになればという思いで、我々リメンバーズはそのお手伝いをしています。

リメンバーズでは、少なからずともゴミ屋敷問題を解決することが、孤独死を少しでも未然に防ぐのではと考えています。ゴミ問題をどうしていいか分からず途方に暮れている方や、一人暮らしのご両親、ご兄弟、ご親戚がいらっしゃる方などは、少しでもその方々に連絡を取っていただき、何かあった場合に我々リメンバーズにご相談していただくと、早期に手助けができるかと思います。

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