遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

ご両親の遺品整理

先日、生前ご両親と同居されていた娘様から遺品整理のご依頼がありました。
4年前にお母様を亡くされたあと、2年前にお父様を亡くされて以来一人でお住まいだったようで、ご両親が亡くなられたあとは遺品の収納場所には困っていなかったため、見える場所だけ片付けたあと殆どの遺品を整理されていないご様子でした。

お住まいは4LDKの一軒家だったのですが、ご主人が亡くなられてから一人で家の掃除や庭の手入れをするのが大変で、また新型コロナウイルスの影響で一人の時間が更に増えたため、今回独身の友人2人とシェアハウスとして同居されることになり、それをきっかけに遺品整理を思い立たれたようです。

我々への遺品整理の依頼の中で、お父様のお荷物は、衣類やゴルフ道具くらいでそれほどなかったのですが、書籍がたくさんあったため運び出すには重たくて大変だと思われたことと、お母様は着物や洋服などの衣類がとてもたくさんあり、また箸紙や封筒、色紙などに描く彩画の先生をされておられたようで、絵の道具から用紙などの資材、特に今まで描いた絵がお母様のアトリエとクローゼットの中にたくさん残っており、母が描いたと思うと捨てることもできず困っているということでした。遺品整理の中でも特にお困りだったのが、旅行好きだったご両親が、今まで旅行に行ったときに撮られた写真がアルバムで60冊以上もあることでした。

お母様が描かれた絵や、ご両親の写真などは思い出として色濃く残っているものですので、片付けようと取り掛かっても遺品整理の手を止めてしまい、辛い作業になりがちです。特に今回は量も多いので、特に残しておきたい絵と写真はお手元に残されて、処分して良いものと、あまり処分したくない絵と写真はデータ化(捨てられない写真、絵などは撮影してデータ化することで収納場所を取らなくなりおすすめです。データ化の方法には幾つかありますのでご相談ください)するものにわけさせていただきました。
その中で、絵や絵の道具や処分する写真は、弊社提携の寺院にて供養をすることになりました。また、ゴルフ道具と大量の書籍や衣類でまだ使えそうなものは全てリユース品として運び出し、ご両親のお荷物は4時間ほどで片付けが完了しました。

今回のように、故人であるご両親の笑顔溢れる写真や思い出の写真、ご両親の手がけたものは簡単には処分できるものではありません。遺品の中でも特に処理に困るのが、写真や故人が趣味として大事にしてきたものです。このように、思い出で溢れて簡単に捨てられず遺品整理でお困りの方は、リメンバーズに一度ご相談下されば、遺品整理のアドバイスもさせていただきます。

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