遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

リフォーム後、貸家される空き家の片付け

先日、「長年誰も住んでいない実家を整理し、リフォームしてから貸家にしようと思っているのですが、荷物が多いもので片付けをお願いしたいのですが…」と50代の男性よりご連絡をいただきました。
ご実家は、男性のお父様が亡くなられてからお母様が一人でお住まいでしたが、5年ほど前に老人ホームにご入居されてからは誰も住まずにいたようです。
土地だけ借地だったため、今までずっと賃料を支払われていたのですが、もし土地を返す場合は更地にして返却する契約だったので、今まで悩まれ、今回土地所有者とご相談されてリフォーム後に賃貸しても良いことになったそうです。

お見積りにお伺いすると、小さな裏庭がある一軒家で、住居は一度リフォームされたことがあり、外観からは古いお家には見えず綺麗でしたが、家の中に入ると5年前のほぼ生活されたままの状態でお部屋全てが物であふれていました。
5年前にお母様が老人ホームに持っていくことができるお荷物だけを運び出されて、残りのお荷物はそのままにされており、誰も片付けないまま月日が過ぎていったようです。
貴重品や必要なものは既に運び出されていましたので、今回は家の中の全ての物の処分と、裏庭の片付けをさせていただくことになりました。

作業日当日は、スタッフ3人で作業をさせていただきましたが、前回リフォームされる前は、お父様がここで診療所をなさっていたそうで、普通の家のつくりでなく階段の幅も広くて2Fの箪笥やベッドなど大きなお荷物もとても運び出しやすく、予想していたよりスムーズに作業ができました。
電化製品なども運び出し分別し、部屋の至る所にあった生活用品や壁に掛けられた飾りなど細々とした物がたくさんありましたが、大きなお荷物が運び出しやすかったので作業時間が短縮された分、細々とした物の分別作業にあてることができました。
この季節の作業は、電気を止められているお家での作業はエアコンもない状態になりますが、暑さに負けず作業を進めます。作業スタッフは新型コロナの感染を防ぐのはもちろんですが、熱中症にならないように注意しながら作業いたします。夢中で片付けているとついつい水分補給を忘れそうになるのに気を付けながら、最後に裏庭の物置を運び出し、植木鉢類の処分と生い茂っている庭木の伐採、除草をして作業完了となりました。

最後に、家の中をご依頼主様に見ていただき「こんな短時間ですっかり綺麗に家の中が片付いて、やっぱりプロは違いますね。今日はとても暑い中、作業していただき有難うございました。」と仰ってくださいました。

空き家の片付けにはお家ごとに様々なケースがあるかと思いますが、どのようなご相談でもお気軽にリメンバーズにご連絡ください。

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