遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

ご両親の遺品整理

今回は、ご両親がお亡くなりになったあとのご実家の遺品整理のご依頼です。
「両親が健在のころ一度家を建て直したことがあり、その時に随分荷物も片付けたのですが、その時に処分できなかった祖父母と、母の遺品があります。今回、私たち家族が実家に住むことになったので今月中に私が片付けないといけないことになって。自分だけでは片付けきれないと思い、遺品整理の相場もよくわからないので一度ご相談させていただきたいのですが…」と娘様からご連絡をいただきました。
お見積りに伺うと、2つの押し入れと1つのクローゼットいっぱいに遺品が入れられていました。

処分で一番悩まれていたのが、5段飾りの立派な雛人形に、お祖母様の着物で仕立てられた着物をきた日本人形、そしてお祖父様が収集されていた年代物の木目込み人形などの人形類をどうするかでした。
雛人形については、昔の立派な雛人形を飾ることも最近少なくなってきていますので、日本人形とともに人形供養されるご提案をさせていただきました。お祖父様が収集されていた小さな木目込み人形は20体ほどありましたが、木箱付きで状態がとても良い品物だったため全て買取りさせていただくことになりました。他には、ご両親が旅行に行った時に旅先で買った土鈴が段ボールに3箱ほどあり、娘様が気に入ったものだけを引き取って残りは処分することになりました。
中でもお母様の荷物が一番多く、お菓子の缶や箱、紙袋、商品などを包んでいたリボンなどが、クローゼットの中に山積みになっていて、お母様が生前に「綺麗な箱だから…」とか「いつか何かで使うかもしれないから…」となかなか捨ててくれなくて困っていた物のひとつだったようです。
お母様は戦前生まれの方で、その年頃の方は物のない時代に育っているので簡単に物を捨てられない傾向があります。これらの商品は、全て分別しリサイクル品と一般ごみに分けて処分することになりました。
あとは、ご両親が使っていた布団2組と娘様家族が帰省する時に使っていた布団が4組あり、それも全て使用しないということで一緒に処分させていただきました。

「自分で片付けるにも、人形などはゴミとして捨てることもできませんでしたし人形供養に出すにも量が多く、他の物も分別で捨てるにも時間と労力が必要でしたので、一度に整理していただけてお頼みして良かったです。これで押し入れやクローゼットの中が空っぽになったので、今月無事に引越しすることができます。」と仰っていただけました。

人形や仏壇、神棚、お札、故人のお布団などそのまま処分するのは忍びないような物などは弊社提携の寺院にて僧侶により供養を致しますので、そんな時はお気軽にリメンバーズにご連絡ください。

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