介護度が上がり、そのために引越し
お中元商品の在庫処分、ギフト解体セールなどがデパートで開催されていますが、いいものをお得に買うことができるとあって、人気を呼んでいるようです。素麺、アイスコーヒー、お茶など、どれぐらいの価格で、どれぐらいお得なのかを普段から気にかけておくといいと思います。
さて、要介護の方の場合、家庭内事故が多いようですが、今回のご依頼主様もご自宅で転倒され、骨折で入院されました。80代で、もともとリウマチのため手足が不自由だったそうですが、10日間の入院で一気に介護度が上がってしまったそうです。段差のある家では住めなくなり、バリアフリーの家に引越しされることになったそうです。新居は今の家よりも狭くなるため、生前整理のご依頼になります。
お母様は若い頃に自分の洋装店を商店街に構え、ファッションデザイナーとして、御誂えの洋服を仕立てておられたそうです。その時のスケッチ画集が段ボールに7箱あり、企業のユニフォームに採用された洋服や、自分のために作った洋服がクローゼットにギュウギュウ詰めにありました。
これらを処分する必要がありましたが、捨てるもの、残すもの、かなり仕分け整理していただいていました。しかし、新居に持っていくには、そのまた半分ぐらいは処分されないと、入り切れず、暮らし辛いことをお話させていただきました。すぐに納得していただき、大型家具やその他の荷物の運び出し、または、不用品の運び出しをしている間に整理してくださいました。
ご依頼者様が誇りとされる大切な思い出に携わる仕事として、今回の生前整理も丁寧に担当させていただきました。