遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

ご夫婦で老人ホーム入居前の生前整理

先日、60代女性の方から「今月、義父母2人で老人ホームに入ってもらうことになったので、生前整理をお願いしたいです。」という内容のお電話をいただきました。
話を聞くと、3ヶ月ほど前にご主人が急にお亡くなりになり、同じ敷地内に住んでいるご主人のご両親のお世話をすることが女手一つではできなくなったので、悩んだあげく老人ホームに入ってもらうことになったそうです。
90代の義父母様は足腰も弱くなり介護が必要な状態で、お義母様の方は週に3回デイサービスに行かれていましたが、お義父様の方はご主人が亡くなられる前までは足腰が弱いだけで介護認定がおりない状態だったようで、今まではお風呂や着替えの手伝いをご主人がされており、ご主人が亡くなられてからは、女性一人ではお義父様のお世話ができなくなったことが、老人ホーム入居のきっかけでした。

お見積りは義父母様が老人ホームに入居後にお願いしますということで、後日お見積りに伺いました。
義父母様には二人の娘様がいらっしゃるのですが、ご実家にはもう住まわれないため賃貸で貸すように決められていました。築年数はかなりたっていましたが古民家風の立派なお家でしたので、とりあえず使わないものだけを整理することでご契約となりました。

お義父様は昔、材木店をされていて、テーブルや棚などの家具はお義父様の手作りでまだまだ使えるとても素敵なものでしたので、使えそうなものは残し、それ以外のものを処分品としました。電化製品では、クーラーが比較的新しかったので取り外さず、残りの電化製品はリユースできるものと処分品とにわけ、箪笥と鏡台はお義母様の嫁入り道具として持ってこられた良い品物でしたので中の物や衣類を全て出しリユース品として引き取らせていただくことになりました。
義父母様の身の回り品はかなり片付けられていましたので、残りの細々としたものは老人ホームに持っていけなかった台所用品や食器などで、使っていないものやブランド品のものなどは買取りができるものもありましたので、お見積りから差し引かせていただきました。あとは内祝いでいただいたと思われるシーツやブランケット類が箱に入ったままかなりの量がありましたが、一昔前のもので今ではあまり使われないタイプのものでしたので、無料引き取りになりましたがリユース品として再利用させていただくことになりました。そして荷物を全て搬出したあと清掃作業をして、作業は全て終了しました。

高齢な方が増え、近頃は老々介護をされる方も増えてきました。介護される方の負担を少しでも減らせるようにリメンバーズがお手伝いできればと思います。

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