遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

洋服のお直し、夫婦で長年営んで来られたアトリエ

テレワークが一般的な働き方になりましたが、テレワークにより睡眠時間が長くとれたり、通勤時間をカットできたりすることで、精神的な重圧から解放されるようです。新しい働き方のスタイルを上手に回していけば、皆が嬉しいですよね。

今回は、ご主人に先立たれた奥様からのご依頼でした。ご夫婦はご自宅のアトリエで洋服を縫うお仕事をされていました。ご主人は紳士服の仕立てを専門に、奥様は洋服のお直しを専門とされていました。
お二人とも、一日中、根を詰めて作業に当たるため、リフレッシュ法として、朝と夕方に、2人でウオーキングにいくのが日課だったそうです。1年ほど前からご主人が足を悪くされ、ウオーキングは奥様だけで行かれていたそうです。そしてある日、奥様がウオーキングから帰宅されるとご主人がご自宅で倒れていたそうです。救急車を呼びましたが病院でお亡くなりになりました。心臓発作だったそうです。

ご主人が亡くなられて半年が経過し、奥様は娘さん夫婦と同居されることになったそうです。ご自宅は売却予定で、今回は亡くなられたご主人の遺品整理をさせていただくことになりました。お二人の共通の趣味は、盆栽でした。ご夫婦ともに、盆栽で受賞もされていたとか。お二人の思い出の盆栽があり、それらは娘さんの家に持って行かれるため丁寧に梱包されていましたが、壊れないように慎重に運ばせていただきました。洋裁の作業道具に関してはご主人のものと奥様のものは、それぞれの作業テーブルとともに別々に仕分けされていました。奥様はお仕事を娘さんの家で続けられるそうで、ご主人が使われていたハサミやメジャーなどは形見として持って置かれるそうで、それ以外のご主人の作業道具だけを処分させていただきました。貴金属品や、思い出の写真などもお持ちくださいと奥様にお願いし、その他の大型家具を始め、家財道具はほとんど処分させていただきました。思い出のアトリエはなくなりますが、奥様が引き続き、洋裁のお仕事をされますから、ご主人様との思い出は持って行かれることでしょう。リメンバーズにご依頼いただくときは、ご依頼主様にとっては思い出の場所とのお別れになることが多いので、思い出の品を大切に取り扱っています。

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