遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

自宅のバスタブで容体急変し……

11月といえば七五三ですが、コロナで祖父母が遠方であるとか、ご主人が単身赴任など、諸事情で家族が揃わないこともあります。家族の都合を合わせるために、大抵の神社では七五三は何月でも受付可能とか。(千歳飴が調達できない時期もあります)コロナ禍は、さまざまな行事を延期にし……、季節感を狂わせてしまっている感があります。はやく四季折々の自然を楽しめる、本来の日本が帰ってくることを心より願っております。

今回は高齢夫婦と、その娘様夫婦の4人でご同居のおうちの遺品整理でした。娘様夫婦の一人息子様は大学生の時に一人暮らしを始め、そのまま独立されたそうです。4人で住むには十分な広さの一戸建ての2世帯住宅です。1階にご高齢夫婦、2階には娘様夫婦がお住まいだったそうです。いつも4人でご旅行に行かれていたそうですが、昨年はおばあさまが見たいテレビ番組があり、ゆっくりみたいからと、一人だけ行かれませんでした。そのためおじいさまだけが娘様夫婦といっしょに広島へご旅行に行かれたそうです。おばあさまの大好物のもみじ饅頭をお土産に帰宅されたところ、バスタブでお亡くなりになられていたところを発見されたそうです。普段はとてもお元気な方だったそうですが、お風呂で体調が急変してしまったようです。

遺された3人の同居家族は大変なショックを受けられ、茫然としている間に月日が流れたとのこと、無理もございません。1年経過し、気持ちを切り替えて遺品整理をすることになったそうです。

これを機に、娘様夫婦とおじいさまが1階で同居されます。独立されていた息子様はお付き合いされていた方と最近入籍され、ご実家の2階に生活されるそうです。2階の荷物を1階に下ろして、若夫婦とおじいさまが1階で住まれます。そのため1階にある荷物の大多数は処分されることになりました。貴重品の置き場所などをご確認いただき、運び出しました。引き出しの中を点検する中で、仏壇の引き出しから結構な現金が出てきました。おばあさまは宝石、アクセサリーもたくさん所有されていたので、それらは買取らせていただきました。「新しい暮らしが始まるので、お金がかかります。買い取りのご提案は助かります」とのお声をいただきました。

突然の家族との別れは悲しいものですが、私たちの仕事は、ご家族が前に進むための心の整理に立ち会わせていただくので、丁寧で心を込めたお仕事を心掛けています。

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