遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

昭和レトロな珈琲ショップをたたむため

高齢ドライバーの事故が後を絶ちません。自分は大丈夫と思っていても、いつ大事故に繋がらないとも限りません。超高齢化社会に向かう日本では、高齢ドライバーの問題だけでなく、考えないといけないことはたくさんありますね。

さて今回は30席ある昭和レトロな珈琲ショップが、お店を閉めて、8席ほどのカウンターだけの店に移転されることになったそうです。お店の機材や食器などの小物類の大部の処分を希望されました。また、珈琲ショップの2階はご自宅ですが、テナント付住宅として売却手続き中だそうです。地元で永年愛されたお店でしたが、マスターもサポートされていた奥様も年齢を重ね、60代後半になられています。今後は小さなお店で続けられることになったそうです。ちょうど一戸建ての一部を改装した小さな珈琲ショップが数百メートル離れた場所で準備できているそうです。

ご自宅の家具やお荷物は大部分をそのまま引越し先に持って行かれます。珈琲ショップには、一番かさばるものとして、昔懐かしいLPレコードが相当数あります。レコードで音楽を流していたお店で、昭和レトロな雰囲気が好きなファンの方もたくさんご来店されていたそうです。昭和を代表する日本、海外の名曲が大量に保有されていて、懐かしいと思われる方はしばし時間を忘れてレコードジャケットを閲覧されるそうです。そんな大切なレコードもかなりの枚数に絞り、常連さんに譲られたそうですが、それでもまだ相当数あり、どうしたものかと思われていました。

そこで、リメンバーズではレトロなレコードの買取りもしていることをお話し、手放してもいいと決心されたものの中から買取可能なものは買い取らせていただきました。また、イギリス製の高級食器も多数保有され、次のお店の食器棚に入らない食器の一部も買い取らせていただきました。
買取り金額は、想定外に満足していただいたようで、たいへん喜んでいただけました。

お店を年齢に合わせてシフトしていく……このような生前整理のご相談もお気軽にお問い合わせください。

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