遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

観葉植物の多い3DKの団地

紅葉の季節となりました。先日、京都まで行く機会がありました。ハイキングに出かけるらしいシニアのグループと電車に乗り合わせましたが、とてもお元気で圧倒される思いでした。コロナ第8波のニュースも届いていますが、みんなが楽しく出かけられる日常が待たれる思いです。

団地で一人暮らしをされていたお母様が急逝されたので、できるだけ早く遺品の整理を行ないたいというご依頼をいただきました。公団などの賃貸住宅にお住まいの場合、お部屋の引渡しなどの事情があり、早急に遺品整理が必要となる場合があります。

早速、下見と見積に伺いました。団地の間取りは和室が2部屋、洋間が1部屋の3DKです。他には押し入れ、ダイニング・キッチン、浴室・洗面室、トイレがありました。
晩年はお一人暮らしだったとはいえ、この部屋で新婚生活、子育てと長年過ごしてこられたのでお荷物も多く、スタッフもいつもより増員して、2トントラックを用意することになりました。

お母様は植物がお好きだったようで、家のあちこちに観葉植物や花が置かれていて、特にベランダは鉢植えがきれいに並べられていて、それらの整理もさせていただきました。一般の方々は植物の土の処分に困られると思いますが、私たちプロはそうした時のノウハウも持っていますので、安心してお任せください。

家財道具を搬出した後は清掃を行い、ご依頼主の息子様に確認を行っていただきました。ご自分が育った生活感あふれる部屋から、荷物が完全になくなってしまうと、寂しい思いが湧き上がってこられたようです。私たちに「ありがとうございました」とお礼の言葉を述べられながら、目には涙がたまっていたように思いました。

遺品整理は、ご遺族がお気持ちを整理する場や時間でもあります。こうした瞬間に立会うたびに、真心を込めて作業をしていきたいと思いを新たにします。

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