遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

お母様の遺品整理とご自身の生前整理

今回は、昨年急逝されたお母様の一周忌が終えられたのと、ご自身が単身マンションに引越しされる予定での生前整理のご依頼でした。
一周忌を終えそろそろ家のことも考えないといけない時期になったものの、自分一人での片付けは無理があると思い、遺品整理業者、生前整理業者をインターネット等で調べられたところ当社のホームページの内容や優良業者の資格などに好印象を持たれてお電話いただいたようです。

お母様と娘様は、去年まではご実家で二人暮しだったようですが、お母様が急逝され、それからの一年間は娘様がお一人で暮らされていたようです。
なんでもお父様は、娘様が子供の頃に早く亡くされており、弟様が一人いらっしゃいましたがご結婚されて遠方で家庭があり、ご実家のほうには今後も戻られないということでした。

お見積りにお伺いすると、お住いは最寄り駅からかなり離れた大きなお屋敷で、一人で住むには掃除や管理が大変で、スーパーや病院なども近くにないので、ご実家を引き払いたいとのご要望でした。
築年数がかなりたっているので、そのまま借りられる方がいらっしゃるかご不安なご様子でしたが、とりあえずは一旦家の中を綺麗に片付け、娘様ご自身の引越し後に不動産屋にご依頼されることになっていました。買取できる遺品には内祝いでいただいたとおもわれる毛布やタオル類、食器、花瓶、その他では古美術品などもございましたのでお見積り額から差し引かせていただくことで、当初は費用がどれくらいかかるかご心配だったようですが、お見積もり額にもご納得いただきましてご契約となりました。

作業は1日で終える予定で早朝よりはじめました。
昔のお屋敷でしたので、箪笥や本棚、飾り棚などの家具も多く、箪笥の中には衣類がぎっしりと入ったままでした。書籍も本棚に入りきらないくらいあり、段ボールに詰めると20箱くらいになりました。あとは押し入れの中のものを全て出し、分別したあと手際よく作業し午後4時半には全ての搬出が終わり作業完了となりました。

遺品整理、生前整理は人生で何度も経験する作業ではありません。
業者の選び方は何を基準に判断すればよいか、料金面などでも不安に思われていることも多いでしょう。遺品整理、生前整理を行っている業者の多くは、便利屋・不用品回収業やリサイクル業で、最近では個人まで参入しています。ホームページを持っているからといってよい業者とは限りません。悪徳業者に騙されないためにもホームページに遺品整理優良事業所、許可証が記載されているかなどご確認されてからのご依頼が良いと思われます。遺品整理、生前整理にお困りの場合には遺品整理優良事業所認定のリメンバーズにご相談ください。

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