遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

親代わりの祖父母が80年住んだ家

広い範囲で大雪の被害が出ましたが、自然が猛威を振るう時、人はなすすべがない状況となりますね。「天災は忘れた頃にやってくる」とは昔々よく言われましたが、最近の天災は覚えているうちにやってきます。そこで常備したいのが長期保存できる食料です。缶詰や、長期保存可能なパンなど、備えあれば憂いなしです。食料、水、薬などは非常持ち出し袋にも入れておくといいですね。

今回は、築80年と言われる旧家で住んでおられた祖父母が他界されたので、空き家となった古民家を片づけて欲しいと、孫にあたる男性の方からご連絡をいただきました。男性のお話によると、5年前にお婆様が家庭内で骨折され、入院先の病院で肺炎のため亡くなられたそうです。その後お爺様は体調を崩され、徐々に弱られて最後は老衰で亡くなられたそうです。それから2年間、古民家は放置されていたそうですが、お二人を慕われていた気持ちの整理がやっとついたので、放置していた遺品を片づけることにしたそうです。祖父母といっても、男性の両親は幼い頃に事故で他界され、祖父母が親代わりとなって育ててくれたそうです。でもいつまでも現状に留まることはやめて、未来に向かって進む決心をされたそうです。
昔ながらの家具を大事に使われていたため、昭和レトロな家具が多くあります。これらの家具は今では新しいイメージです。掛け軸、骨とう品、着物もたくさんご所有され、リメンバーズが一式で買い取りのご提案をさせていただくと、「処分金が掛かると思っていたのに、これらは価値がありますかね?」と質問され、「どんなものでも必ず値段がつく訳ではありませんが、こちらの家具や品物なら買い取りができる」と説明させていただきました。祖父母が所有されていたものがいいものと分かりとても喜んでいただけました。
お婆様の手作りのビーズバックやお爺様がいつも付けていた時計などは男性が大事に保管されるとのこと。お二人の思い出を胸に、未来に向かって力強く歩いていかれることをお祈りします。

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