人気のイタリアンのオーナーシェフが急死してから
「空飛ぶ車」が開発されている記事を見ました。ひと昔前、SFの世界で展開されていたことがいよいよ実現していっているようです。AIがさまざまな役割を担ってきています。
文章も自動で作成できるようになりました。そこに人が超えるものは、「想い」になります。私たちリメンバーズもお客様の想いに寄り添えるように日々努力して参ります。
今回のご依頼は、飲食店様の遺品整理になります。住宅街にあるイタリア料理のお店のオーナーが倒れ、病院に救急搬送され、そのまま帰らぬ人になりました。急なことで奥様も気が動転し、半年ほどの間、お店は片付けずそのままになっていたそうです。
一戸建の住宅の一部が店舗になっていて、一人残された奥様がそのままお住まいになっておられたそうです。今回、お店だけテナントとして貸すためにお店の片付けと、お家の中に残されたご主人の遺品整理をされることになりました。
ご主人が若い頃にイタリアで修行されていた時に購入されたチェストや椅子などのデザイン性の高い家具類を豊富にご所有されていました。また、懐中時計のコレクションなど、センスの良いコレクションもご所有でした。リメンバーズで買い取りできるものを事前に説明させていただいていたので、それらの貴重なコレクションは奥様が「買い取り希望の物」にまとめてくださっていました。「処分する物」も表記してくださっていました。そしてお店にあるものはすべて処分し、内部は空っぽの状態にするようにご依頼いただきました。
奥様との打ち合わせがスムーズにできましたので、遺品整理の当日は短時間で片づけることができました。
「主人の作るイタリア料理は、10種類以上ある日替わりの前菜を始め、パスタ、ピザ、スープ、サラダ、デザートまですべて手作りで、皆様にとても喜ばれていました。長年、味わうことができて私は幸せでした。名残惜しいですが、片付けが終わって、気持ちの整理がつきました!」と晴れやかな顔で話されているのが印象的でした。
故人とのけじめとして、このような嬉しい気持ちを話していただけることは、遺品整理の仕事を任せていただく励みになり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。