遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

数か月ぶりに帰省すると、親御さんの家が荒れ放題に

ゴミ屋敷のイメージ画像

ご両親は足腰が弱ったことが原因で片付けが億劫になり、放置した結果、ゴミに囲まれた生活になったそうです。ご高齢者様は、物のない時代を過ごされてきたことで、物を大事にするあまり、ついつい溜めこんでしまうことはよくあります。

どこから手をつけたらよいか、ゴミはどう処分したらよいか。途方に暮れた娘さんからの相談を受け、弊社で片付けを承りました。

作業中は、バタバタするしホコリっぽくなりますので、娘さんはご両親をドライブとお食事に連れて行って下さることになり、戻られる夕方までに作業完了です。

スタッフ2名で分別をしながら90リットルのゴミ袋にゴミをまとめていきます。捨てて良いものかどうか迷った物は、段ボールに入れていきます。
まとめたゴミをお家から搬出し2トントラックに積み込んで、掃除機掛けをしていたら、3人で戻られました。

もう使わないからと、以前乗っておられた自転車とゴルフセットも処分となり、引き取らせて頂きました。

娘さんはスッキリしたお部屋を見て大変恐縮されました。
ご両親も「気持ち良くなった」と喜んで下さいました。
これまでは、他人の世話にはなりたくない、と頑なにヘルパーさんを拒まれていましたが、娘さんの説得もあり、この度介護サービスを受ける申請をされるそうで、私たちも安心しました。

ゴミのない清潔なお部屋は心身ともに健やかに過ごせます。
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