在宅医療廃棄物
台風一過、日に日に秋めいてきますね^^
皆様いかがお過ごしでしょうか??
遺品整理に伴い多くのものが廃棄処分されますが、中には特別な扱いをしなければならないものもあります。
在療治療で使われた使用済み注射器もその一つです。
亡くなられたお父さんは糖尿病を患っておられ、自宅でインシュリンの注射をしていたそうです。
当然ご自宅にはペン型のインスリン自己注射器があり、使用後の針は、針ケースに収められ、容器に収納して箱にまとめられていました。
自宅で使用する注射器は感染性廃棄物ではなく一般廃棄物に区分されていますが、注射針がゴミ袋から突き出ていたため、収集員さんがケガをしたり、感染する可能性があり、
その危険性から多くの自治体では家庭ごみ収集時に回収してくれません。
現段階では、自治体ごとに廃棄ルールがあり、一般的には通院している病院等にもっていき、医療廃棄物と一緒に処分してもらいますが、全国的に統一されているわけではありません。
自治体によっては、申請をすると収集作業員さんが自宅に回収に来てくれるところがあります。
お父様も回収してもらうために使用した注射針を箱に保管しておられたのでしょう。
依頼人様は遠方で暮らしておられて、通院していた病院名やここ大阪市のゴミ出しのルールはわからないとのことでした。
そこで使用済みの注射針をはじめ、残っていた薬は環境局や病院に連絡・確認をとりながら私どもの方できちんと処理させていただきました。
弊社リメンバーズでは、遺品整理士の資格を持ったスタッフが、法律を守り、地域のルールに従い、適切に処理・処分をしています。
不法投棄は絶対に行いません。
どうぞご安心してお任せください。