「慣れ」は恐ろしい
連日、多数の方が犠牲になった事件についての報道がされています。
あまりにも猟奇的な事件で戦慄に襲われました。
犠牲になられた方のご冥福をお祈りします。
死臭はその強烈なにおいゆえ、人は「死」を遠ざけ、人を殺すことへの抑止力のひとつとして作用するという話を聞いたことがあります。
時には亡くなられた方のお部屋の清掃に携わり、死臭を知っている私にとっては、なるほどと頷ける説です。
嗅覚は最も敏感な感覚器官のひとつです。
臭いは人間に強烈な印象を与えますが、鋭敏さゆえに麻痺するのも早く、臭いには意外と早く慣れてしまうものらしいのです。
自分の体臭や部屋の臭いが気にならないのはその「慣れ」が原因です。
犯人も死臭に慣れて、人を殺すことに躊躇しなくなってしまったのでしょうか。本当に恐ろしいことです。
ゴミ屋敷は見た目もすさまじいですがやはり臭いも強烈です。
とても生活ができないようなレベルの部屋もあります。
住人は臭いにも慣れてしまっているのでしょう。
感覚自体がマヒしていることも少なくなないのでしょう。
物を片付けることができなくなり、散乱している状況にも、その臭いにも感覚がマヒしてしまったら、もはや住人が自分の手でゴミ屋敷を解消する可能性は低いと言わざるを得ません。
ゴミ屋敷は、誰かが背中を押してあげないと、手を差し伸べてあげないと片付かないのです。
実際、ゴミ屋敷の片付け依頼は住んでいる本人からではなく家族など、周りの方からのものがほとんどです。
もしご家族の部屋がゴミ屋敷になっていたら、大切なご家族をゴミ屋敷から救えるのは皆様しかいないのです。
ゴミ屋敷でお悩み、お困りの時は弊社リメンバーズへお気軽にご相談ください。
ゴミのプロが衛生的な環境を取り戻すお手伝いをさせて頂きます。