遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

遺品整理をしていたら50年前のブランデーが出てきました

遺品整理のご依頼を受け、ご依頼者の方立会いの元、作業をしていましたら、未開封のブランデーが出てきました。

ご依頼者によると、50年ぐらい放置したままだったとのこと。
飲めるのか心配なので処分しようかなぁとおっしゃっていましたが・・・

ブランデーが置かれてあったのは、直射日光の当たらない倉庫。
蛍光灯や紫外線による劣化も考えにくいため、多少の劣化はあるかもしれませんが、十分飲めます。

そもそもブランデーは、何年でも持ちます。 アルコール度数が10%以上あれば、腐敗菌は増殖しないのです。
角砂糖にブランデーを垂らして、火をつけてカフェロワイヤルで楽しんだり、ステーキを焼く時にフランベしたり、そのまま楽しんだりと様々な用途で使えます。

50年前のブランデーなんて、とても貴重なお品。
ブランデー独特の芳醇な香りに風味が増していることが想像できます。

故人を偲びながら少しずつ味わうもよし、お酒にそもそも興味がないのであれば、買い取ってもらうのも一つの手ですね。

未開封の古いブランデーは「オールドボトル」と言って、コレクターの方等、固定のファンがいらっしゃり、モノや状態によっては高値で取引されていますから。

私ごとですが、先日、40年もののブランデーを飲む機会がありました。

瓶熟成(樽から瓶に詰め替えると熟成しない説が一般ですが、これには賛否両論があるようです)していたのか、角がなく滑らかでとても美味しく飲むことが出来ました。

50年前のブランデー、飲んでみたいものです。

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