遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

大豪邸と敷地内にある納屋の整理

ご実家の空き家整理を、遠方にお住まいのご依頼主様からいただきました。

ご依頼主様のご実家はかなりの豪邸で、1年ほど前まではご依頼主様のお母様がお一人で住まわれていたそうです。お母様が亡くなられてから空き家状態だったのですが、この度、ご依頼主様が転勤でご実家に戻ってこられるとのことでした。

お母様が亡くなられてから手付かずの状態で、昔からの家財道具なども多く残っており、すごい量なのでとても素人では片付けることができないとリメンバーズにご連絡をいただきました。

ご依頼主様から「事前にすべてチェックをしていますので、名残惜しい気持ちもありますが、全て処分していただいて結構です。」とのことでしたので、リサイクル可能なものに関しては下取りをし、料金から相殺させていただきました。

敷地内には納屋もありました。納屋を取り壊し駐車場にするとのことで納屋の中にあるものもすべて処分をさせていただきました。納屋には、ご依頼主様のご両親のものだけではなく、祖父母様のものまであり、年代物の家財道具を搬出している最中は、ご依頼主様も感慨深そうに眺めておられました。作業中、ご依頼主様が子供のころにお父様にて手作りしてもらったという本棚が出てきて、「これだけは置いて置こうかな・・」とおっしゃられたご依頼主様が印象的でした。

昔からある大きなお宅や納屋、倉庫などがあるお宅は、ものを捨てなくても置いておける場所があるのでどんどんものが増えていきます。昔は、今のように使い捨ての時代とは違い、ものを大切にする時代だったので尚更です。

必要のないものまで残されるのではなく、時には断捨離も必要だと思います。
空き家の整理や大掛かりな断捨離をお考えの際は、ぜひリメンバーズへご相談をください。

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