遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

「本日中に」といった急なご依頼もお任せください

7月下旬に、泉大津市で遺品整理を本日中にしてほしいとのご依頼がありました。

朝早くから、リメンバーズの事務所へ電話で遺品整理のお問い合わせがあり、受話器越しにご依頼主様の困り果てたお気持ちが伺えました。

ご依頼主様からは、「早朝から何社も何社も業者さんを探して問い合わせているが、すべてに断られて途方に暮れていまして・・・」ということでした。

詳しくお話を聞くと、お身内が亡くなられ、ご親族の方々が遠方から一同に集まり故人を無事にお見送りされたそうです。

そして、故人が住んでおられたマンションの部屋を管理会社へ明け渡したいので片付けたい。しかし、家財道具をはじめとした荷物が非常に多く、時間もかかりそうで自分たちでおこなうのは到底無理ということになったそうです。

ご親族の皆さんは今日中に帰路につきたいということで、どうしても今日中に片付けたい。
というような内容でした。

ちょうど、お電話をいただいた日は月末の最終土曜日でした。
賃貸物件の退去が月末に多いため、月末の週末などは、清掃、片付け、遺品整理の業社などは予約ですべてが埋まっていることがほとんどで、急な依頼は断られることが多いのです。

リメンバーズでもその日は、遺品整理の仕事で予約が埋まってしまっていたのですが、受話器越しに感じる、ご依頼主様の切実な願いをなんとかしてあげたいという想いで、スケジュールとスタッフの調整をし、ご依頼を承諾いたしました。

建物、間取り、荷物の量などをお伺いして、おおよその相場の金額をお伝えした後、すぐに作業に取りかかれるように準備をしてから現地へ向かいました。

到着後、すぐに正確なお見積もり額を出させていただき、ご依頼主様から「ぜひお願いします」と承諾をいただいたので、ただちに作業に取りかかりました。

次の現場への移動のこともあるため、スケジュール的なことを考慮、また、現場のマンションがエレベーターの無い4階だったため、荷物の搬出には時間と手間がかかると考えて、通常よりも多い人数で作業をおこないました。

エレベーターの無い4階などで、大型の家具や家電などを階段で搬出する際は、スタッフ同士の相手を思いやる気持ちなどチームワークが大事になってきます。これによってスピーディーに作業が進められるかどうかが変わってきます。

またこの日は、うだるような暑い日だったので、こまめに水分補給をすることを心がけながら、スピーディーに作業をおこない、無事予定していたスケジュールよりも早く作業が終了しました。

ご依頼主様からは、「さすがプロですね。あっという間に終わり本当に助かりました。これで親族皆な今日中に家に帰ることができます」とおっしゃっていただけました。

さらに、「どこもかしこも断られて途方にくれていたんです。しかも、どの会社も電話の対応も横柄で・・・。リメンバーズさんは電話での第一声から違いました。すごく好感が持てて、いろいろ話を親身に聞いてくれました。『なんとか今日中に作業をしましょう。
』とおっしゃってくれた時は本当に嬉しかったです。」

ともおっしゃっていただきました。

このようなお褒めのお言葉は、この仕事をやっていて本当に良かったと思える瞬間のひとつです。

今回のように、電話がかかってきて当日に遺品整理をしてほしいというご依頼も少なくありません。

特に、遠方にお住いのご親族の方ならその日のうちに片付けてほしいと思うのは当たり前のことです。ゆっくりと片付けることができるなら自分たちで十分なのです。素早く片付けてほしいからこそ我々プロにご依頼をいただけるのです。

また、賃貸の物件の場合は、契約上、月末が退去になるため、月末の週末に近づくほど、事前予約で埋まってしまいます。

リメンバーズでは、今回のように予約で埋まっていたとしても、できる限りご依頼主様のご要望に応えることができるように努力をしています。

急な遺品整理のご依頼の際は、プロフェッショナル集団であるリメンバーズにぜひ一度お問い合わせください。

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