遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

ご遺体発見に時間を要した自殺現場の特殊清掃

岸田文雄氏が第100代目の内閣総理大臣になりました。
何よりもまずはコロナ対応、そしてコロナで影響を受けている方々の経済対策を早急に取り組んでいただきたいと切に願います。

先日、自殺現場の特殊清掃のご依頼をお受けし、作業をおこなって参りました。

現場は、大阪市北区にあるタワーマンションで、管理会社さまからのご依頼でした。

ご遺体の発見までに時間がかかったそうで、汚れや悪臭が酷い状態になっているとのことでした。
清掃業者さまに依頼をしたところ断られたとのことで、リメンバーズにヘルプ要請がありました。

当日は、管理会社のご担当者さま立会いのもと作業に取りかかりました。

ご遺体があった浴室は、体液と血液が床や壁あたり一面に飛び散り、こびりついている状態でした。

こびりついた体液と血液は擦った程度では取れず、ふやかしながら少しずつ削り取っていかなければなりませんでした。

根気よく時間をかけ、丁寧に作業を続けていくうちに、汚れをすべて削り取ることができました。

その後、綺麗になるまで磨き上げ、仕上げにはオゾン装置を使用して、滅菌、消臭をおこないました。ほぼ悪臭は無くなり、見た目もわからなくなりました。

ご担当者さまもご満足してくださり、大変うれしく思います。

特殊清掃は、機材はもちろん経験と知識が重要になります。
その際は是非一度リメンバーズへご相談ください。

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